#2686 人口について@日記 (2012/05/03)

人口というのは、その社会が許容できるキャパみたいなもので、
その社会の規模を計るのに丁度よい。
例えば、
昔日本が縄文時代だった頃、人口はほとんど横ばいでそれほど増えていない。
つまり縄文時代の社会のキャパがおおよそそのくらいだったということである。
そして、その次に弥生時代が来て、いっきに人口が増える。
これは農業、つまり稲作のおかげであるが、
これが縄文時代の社会と弥生時代の圧倒的な差となる。
そして、
どんどん歴史が流れるわけだが、
例えば、産業革命によって、また、世界の人口は急増するし、
日本だと、鎖国していた江戸時代終わりまでは、およそ3千万人程度だが、
その後、鎖国も終わって、明治に入って、
産業革命の影響や貿易とか始まって、また人口が急増する。
社会が大きく変わる度に、人口が増えていった。
それは食糧問題の解決かもしれないし、土地問題の解決問題かもしれないし、
経済的な解決かもしれないし、とにかく何かが突破されて人口増加になる。
つまり逆を言えば、
江戸時代や今のように人口が増えないということは、
もうその社会の許容量として、今の人口が限界だということである。
人口を増やしたのなら、大きな社会の変化を必要とする。
もっとも人口なんて増えなくていいんじゃないのって話しもあるが・・・。

言いたいことは、要するに、今日本に限定して言えば、
人口が増えないということは、
今の日本の社会は、ほぼ限界に達している。
なんの限界か知らないけど。

3/28 のブン


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