[#3369] 視聴率にはもう意味がない

#3369 視聴率にはもう意味がない (2013/12/15)

みんなうすうす気がついているかと思うけど、
いわゆる視聴率と、実際にテレビ番組を見ている人の視聴の量には、
かなり乖離がある。

もうそろそろ新しい視聴の量を計測する指標を
新しく作っていいんじゃないかな。
一番の候補は「トルミル情報」じゃないかと。

今年は、半沢直樹に、あまちゃんに、面白いドラマがあった。
じぇじぇじぇや、倍返しなど、流行語にもなった。

あまちゃんに関しては、
あまり朝のNHK連続テレビ小説を見ない若い人も、
意外にたくさん多くの人が見ていた。

ハッキリ言って、自分の世代で、こんなにNHK連続テレビ小説が
流行ったのは初めてだと思う。

がしかし、視聴率は「梅ちゃん先生」の方が上だという。
これはどういうことか。

よく言われていることは、年配の方が、
・アイドルの話は面白くないと思った。
・言葉が速くて、何を言っているか聞き取れない。
・若者の言葉すぎて、意味が分からない。
である。
それゆえ、年配層の視聴率を失ったと。

一方、若者は、見てるは見てるけど、ハッキリ言って録画である。
会社や学校に行くからね。

つまり、いわゆる視聴率ってヤツは、
生で視聴している人のデータでしかないので、
録画機（ビデオレコーダー、ブルーレイレコーダー）を
使わない人の視聴量でしかない。

つまり、録画機が不得意な年配の方の支持の多いテレビ番組が、
資料率が高くて、そうでないものが視聴率が低いということである。

半沢直樹にしても、ハッキリ言って恋愛などないし、
若者向きのドラマじゃない。
むしろ年配向けのドラマである。
そして、日曜日の夜9時で、特に何もなければ、
テレビをつけてリアルタイムで番組を見るには絶好の時間帯である。
月曜日から金曜日なら働いているから厳しいし。
土曜日なら泊まりがけでどこかに行ってる可能性も高いからね。

視聴率は、本当に意味のない指標になりつつある。

そして、
こんな数字にいまだにしがみついているテレビの広告料の体制とか、
ホントにアホだと思う。

実は、本当の視聴率が高いものはアニメだったりして、
テレ東の戦略は、実は一番正しいのかもしれない。
(^_^)

あにてれ :テレビ東京公式アニメサイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/

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