20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書) | 古賀 史健 |本 | 通販 | Amazon
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4061385100/he...
ということで、なぜか文章講義の本を読む。
ライター観点の本ですね。
ですから、最近需要が多いネット記事とか書く人には、オススメじゃないでしょうか。
でも逆に、もうライターは多すぎるんじゃないかとも思いますが、
この本では、誰かに見せるためのものでもなく、自分のためとか、思考の整理という意味でも、
書くのは良いって。
まあ、そうかもね。
ぶっちゃけ対したことは書いていません。ノウハウとしては、あまりないです。
あとは、本の中の隙間隙間に書かれている小ネタは面白いですね。
・文章はリズム。
これは良い主張だと思う。だけれども、じゃあどうすればいいのか。
口に出して読んでみる。まあ、そうなのかな。
・読者を考える。読者の立場になって考える。
プレゼントかでもそうですけれど、聞く、見る、読む、相手について考察がないことはありえない。
読者が何を求めているか、
読者に、気になってもらうためには、読み進めてもらうためには、
まあ、そういうことですね。
本の中では、例えば、10年前の自分(これから書こうとする内容を知らない自分という意味)を想定してみる。
知り合いの誰かに説明することを想定してみる。
・他人事ではなくて、自分事のように思わせる
テクニックはあまり書いていなかったような気がしますが、ストーリーなのかな〜。
・主張、理由、事実の三本柱。
ある主張をするには、理由があって、その理由を裏付ける事実があるのが望ましいと。
まあ、人を納得させるには、そうだよね。そしてそういう文章を目指そうと。
「Aだと思う。なぜならAの方が効率が良いからだ。実際、検証テストによってBよりAが効率よいことが分かっている。」
まあこういうことらしい。
でも、多くの場合、逆順かも。
「検証テストによってBよりAが効率よいことが分かっているので、Aだと思う。」
・説得より納得させる
まあ、たしかに反感を与えるより、そういう考え方もあるよねって思わせる方がいいか。
・読者はなぜ本を読むのか。
彼の書く本は、ノウハウ本が多いのか、新しい知識をえるための本が多いのか、結論は、
読者は「目から鱗」「背中の後押し」「情報収集」のため本を読むのだそうです。
そして「目から鱗」は、文中の30%くらいで良いらしい。
例えば転職の本を読む人は、転職したいから読む。
たしかに背中を後押しして欲しい。また、ネットで情報収集もできるけど、分散されすぎて、おおすぎて・・・。
その点、本なら情報がまとまっているだろうって思って、本を買うって行動は、たしかに自分もしますね。
なので、
読者が「えーそうなの」って思うような新情報や新知識は30%くらいでいい。
そう考えれば、気楽になって、本も書けるよねって話っぽい。
・大きな嘘はOK、小さい嘘はダメ。
これは、人間の習性ですかね、小さいところはツッコミが入りやすいということですね。
#1322 bikeshed discussion@日記 - HE PROJECT3 2008-06-21
でも書きましたが、自転車置場の議論(人が集まると、なぜかどうでもいいようなことほど議論が紛糾してしまう傾向)を思い出しました。
例えば、ゴジラが東京の街を破壊することには、誰も何とも言わないが、
自衛隊が持っている武器とかについては、
今の日本ではあの武器は禁止しているから有り得ないとか言う人がいるってことですね。
そして、人間はなぜかそれで興ざめしてしまう。
まあ、分かりますね。
自分もそんな人間のひとりの気がします。
なので、書く側は注意しましょう。
12/17のブン
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