劇団ひとりの話で、
面白いと思ったので、
書いておきます。
むかしむかし
まだウサギの耳が短かったころ。
ウサギとカメがレースをやるってなったときに、
ウサギは、
走るの速いし、
走るの大好きだし、
いっつも走ってばっかりだから、
絶対に負けるわけないのに、
カメは、何で、あいつオレとやりたいんだ?、
疑問に思って、
カメに聞きに行く。
するとカメは、
「いやウサギさん実はね、
オレ、この先もう長くないんだよ。(長く生きられないってこと)
負けたっていいから、最後に走りたいんだ。」と言うわけ。
ウサギ、心打たれて、わかったと。
そして、勝負当日。
ウサギは、ばーっと走っていくんだけど、
ゴール寸前で、
カメのこと考えて、
わー、ちょっと眠いか~って言って、寝るわけ。
わざと。
で、カメが、しめしめって言って、追い抜いて行くところを、
ウサギは、うすめで見ながら、
カメがゴールするのを確認して、
そして、カメに、ゴールで、
ウサギ「うわ、いけね、居眠りしちゃった」。
(ウサギ、負けちゃったってこと)
でもね、
実は、カメは病気じゃなかったんですよ。
ウサギ「どいうことだよ。カメさん病気じゃないのかよ」
カメ「これが勝負なんだよ!」
それからウサギさんは
人の話をちゃんと聞くように
耳を大きくしたんだとさ
4/11 のブン
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『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
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