何が出来るかというと、
常に、見ている人からの景色が、すべてバーチャル空間の映像にできる。
まず、空間認識能力を兼ね備えたプロジェクターがあれば、
つまりどういうことかというと、
壁がデコボコしていてもOKだし、
3面の壁にまたがっていてもOKである。
とにかくそっちの方へ適当にプロジェクターの光源を当ててやれば、
壁の形を認識して、
見てる側からまったく問題ないように映像を補正してくれる技術。
そしてもう一つは、
人間は動くので、その人間の動き、実際には、目の場所、目の動きに合わせて、映像を補正する技術。
前者を、映し出される壁面の方への補正技術とするならば、
後者は、見る側、視点側からの補正技術。
そして、これらを組み合わせることで、
部屋のどこから、どの壁を見ても、
常に補正された映像が表示されることになる。
つまり、画像が歪まない。歪んでいない。
つねに、平面に映し出された画像のようにキレイに見える。
ヘルメット形で、頭にプロジェクターが付いている感じかな。
そんなへんてこ装置だけれども、
暗くした部屋のどこを向いても、どの壁に映しても、常にキレイに見えるんだからね。
スタートレックのホロデッキだ。笑
2/26のブン
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