[#1962] グッドデザインエキスポ２００９＠日記

#1962 グッドデザインエキスポ２００９＠日記 (2009/08/30)

グッドデザインエキスポ２００９【GOOD DESIGN EXPO2009】
http://www.g-mark.org/expo/2009/

に行ってきました。

いろんな素晴らしいデザインのモノが展示してありました。

デザインって何だろうって考えさせられた
1日となりました。

工業製品（ここでは同品質の量産くらいの意味）として、
美しいとはどういうことか。
見て楽しい・美しい、使って便利ってことでしょうか。
より機能が良くなって、より美しくなって。

でも、
結局のところ、
自分がいいなーって思うかどうかでしかない。

一方で、高々1年（2009年）だけで、これだけの
新しいデザインの商品が開発されているわけで、
（新しい機能とデザインを引き連れて）
来年も、再来年も、ジャンジャン新しいデザインの
商品が出てくるわけで、
そういう意味では、
今どんなに素晴らしい何かを選んだところで、
来年の今頃になったら、すべて古い。
去年は、そんなのがあったね。あまり覚えてないけど。
というような感覚も発生するわけで、
まあ、結局のところ、何年も生き残れるかどうかは、
その商品のデザイン力というところだろうか・・・。
もしくは、
こちら側が、どれだけ、
いい商品だな〜って思っているられるかどうかか。

話しは、ちょっと変わるが、
自分は、今まで、正直、
あまり商品（もしくはモノ）に対して、
「愛着」という概念がなかった。

理由はいろいろあるが、
ひとことでまとめると、
モノは、同じものはいくらでもあるし、
すぐに古くなる（新商品に対する相対的な機能劣化）し、
壊れるし、新しいのがどうせ欲しくなるから、
また買えばいいという発想である。
20世紀を代表する「モノは使い捨て」世代なので。汗

しかし、最近、完成されたいくつかの商品を買ってみて、
モノに対して「愛着」という概念を知った。

ここでいう愛着とは、
・ずーっとそれを使い続けたい
・ずーっとそれを持っていたい、手放したくない
・見ていてうれしい
・使っていてうれしい

ここでいう完成された商品とは、
（自分が思うポイントね）
・機能と美が完全に昇華されて融合された商品
・美がずば抜けている
・機能がずば抜けている

そういう意味で、私は、デジモノでは、しばらく、
愛着のある商品を見つけられないだろう。
（まだまだ進化してるから）
必要に応じて買うけれども。

そういう意味では、iPhone は、かなりいいラインに来きている。
しかし、いくつかの不満がまだあるので、難しいところだ。
必要に応じて使っているが。

私は、ブランドモノは、あまり買わないが、
（結果としてブランドを洗濯した場合はあるかもしれないが）
でも、誰かにとって、そのブランドだということが、
きわめて重要であれば、
わたしと同じように「愛着」があるのかもしれない。

個人の好き嫌いに、どうのこうの言う気はなく、
自分的には、モノはそれなりで良かったはずが、
（今でも9割は、そうだけどね。）
最近、変わりました報告。以上。笑

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追記(2009/09/10-01:01)

【グッドデザインエキスポ2009】透明のアームが美しいデスクスタンド、ピアノの鍵盤のように光るLEDなど照明器具 - 家電Watch
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20...

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