#1392 旅行記(その4)@日記 (2008/08/04)

で、やっとイタリアについて書きたいと思います。
(日本との違いという点で)

まず、イタリアとはどんな国かさんざん説明されます。
正直、今回のツアーはなぜか激しく学問的であり、
全部話しを理解し暗記できていれば、相当なイタリアマニアになれるに違いない。


イタリア - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%...


正直、上記に書かれている内容以上のことは聞いてないし知らないと思います。
ですが、毎朝、毎朝、繰り返し言われると、憶えちゃいます。(^_^)

イタリアの面積は、日本の北海道と本州を足した程度の大きさ。
人口は、日本の半分、6千万人くらい。99.9%がカトリック。
ちなみに、アメリカは、日本の倍で、2億4千万人って憶えていたけど、
今見たら、アメリカって人口3億人になったのね。知らなかった。

で、それからいわゆる日本人がイメージしている陽気なイタリア人は、南側の人々のことで、北側のイタリア人は想像よりも陽気でないらしい。

有名なフラッシュ[FLASH]ですが、こちらをどうぞ。
よくわかるイタリア人:
http://www.infonegocio.com/xeron/bruno/italy....

(ちょっと重いかも。しばらくすると始まる。)

また、南側は農業主力で、北側は工業主力であり、いやゆる南北問題が、
ひとつの国の中でおこってしまっている感じらしい。

個人的には、これからは資源の奪い合いがしばらく続くから、
いわゆる第一次産業は、ちょっと安泰だと思うんだけどね。
(もちろん、まわりまわってすべての物価が上昇しそうだけどね。)

誰が言ったか知らないが、
第一次産業、第二次産業、第三次産業に産業はシフトしていくらしいけど、
(ペティ=クラークの法則)
その先に、やっぱり、第四次産業(基本は第一次産業なんだけど第二次産業と第三次産業を組み合わせて、如何に効率的に第一次産業をやっていくかみたいな産業。例、工場で野菜を作るとか。)みたいなものが存在する気がするんですけどね・・・。

第六次産業 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E5%85%...


あらー、やっぱり同じようなことを考えている方がいるのね。
やっぱりそう思うよな〜。

で、イタリア話からそれちゃうけどさー、
アダム・スミスの『富国論』で論じられた「価値のパラドックス」(「なぜ、ダイヤモンドは生命を維持させる水よりも、市場価値があるのか」というアダムスミスの問い)
というのがあるけどね、
それともちょっと違うんだけど、
まあ、要するに、
砂漠でのどが渇いた人には、ダイヤモンドより水なわけで、
素朴な疑問として、
そもそも現在、
地球上の66億人分の十分な食料って生産されているの?
なら良いけど、
ないなら奪い合いなわけで、そりゃ食料高騰するわな。涙

街についてですが、ほとんどの街が、教会を中心に、発展していった感じです。
街の中心には、広場と大聖堂(ドォーモ)が必ずあります。




●休みの日はすべてが休みという気質。お店が全然やっていない、全員休む。
休みの日は、日本ではちょっと想像しがたいくらい街はシーンとしています。
(観光名所はどうか知らないが(きっとやってるに違いない)、普通のいわゆる日本でいう下北沢や代官山レベルの街は、完全にすべてのお店のシャッターが下がっていますね)
いやー、いいねー。さすがイタリアって感じ。
日本もそうすればいいのにね。


●ユーロは高いねー。でも日本が安いんじゃないの?説。
500mlの水が、普通に、1ユーロ(170円)です。
水をレストランで飲むと、3ユーロ(510円)です。
我々のツアーでは食事が全部コミコミでしたが、飲み物は別料金でした。
だから、ビール、ジュース、水を飲んだりするだけでも、
毎回10ユーロ弱のお金が飛んでいきます。

で、後から聞いた話、
イタリアのレストランでも、
別に飲み物を一切頼まなくても、
氷の入った水は無料でもらえるそうです。
知らなかった・・・。
そんな説明が一切なかったなー。
だから、ツアーの参加者はみんな水でさえ、お金を払って買ってました。涙

アイスは、日本サイズのヤツがだいたい3ユーロかな。

まあ、そんなこんなで、お土産&飲食は、東京ディズニーリゾート状態。

そんなんで、1週間もいたから、日本に帰ってきて、
ポカリスエット500mlが150円(1ユーロ以下)だったので、
おじさんはすごく感動しました。
日本ってスゴイ!!
っていうか、日本物価安いな〜。
これはまだまだ日本の物価上がりそうな悪寒。


●暑いが日陰は涼しい。
日差しが強くてとても良い天気でした。
行っている間、毎日晴天って感じです。
良い時期に行ったと思います。
東京と違って、日差しは強いですが、湿度がないので、そんなに蒸し暑くありません。
それに、湿度がないので、日陰に入ると、とても気持ちいいです。
(このへんは札幌に似ている)
涼しく感じるし、風もあるし、日陰だったら、
汗をかかずにずーっと外にいることが出来る感じです。


●日が長い
私が行った間、イタリアは、朝5時半くらいから日が上がって、
夜9時くらいに日没って感じです。
とても日が長いです。

研究紀要第6号 学習指導改善に関する研究 理科実験 - 018/036page
http://www.db.fks.ed.jp/txt/60000.kiyou/kiyou...


↑上記の説明で十分だとにもありますが、理系の人はすぐに分かると思いますが、
緯度が高いほど、日中の時間が長くなります。

夏至がだいたい6月末で、旅行してたのは7月中旬ですから、まあ、一番日が長い時期にいたことになります。
だいたいローマと函館が同じ緯度ですから、札幌っ子のわたしとしては、
たしかに札幌もそれくらいだったような記憶がちょっとあります。
(夏時間があるので、札幌とは一時間ずれますが・・・)
(東京に来たときに、日没がはやいなーって思っていて、理由は、高いビルが
 たくさんあるからと思っていたけど違った。笑)

ヨーロッパでは南の方に位置するイタリアですから、
パリやロンドンだったら、もっと日が長いわけですね。
おそるべしヨーロッパ。
そりゃ夏時間導入するわね。笑
(だから、日本でも北海道から夏時間を導入しようとかしないとか言ってますねw)


●郵便について
切手は0.85(約150ユーロ)ユーロで、イタリアから日本に郵便が出せます。
(実際はそうでもないらしいが詳しい内容は知らない)
はがきには、「Posta Prioritaria」と「JAPAN」という文言を必ず書きましょう。
(アルファベットで)
それ以外は、日本語でOK。日本に届きます。
日本の郵便局だと、70円の切手で、日本からイタリアへはがきを送れるのに、
値段は倍ですね。

イタリアからはがきをたくさんだそうと思って、イタリアで
はがきと切手をたくさん買いましたが、
みんなの住所録を持っていくのを忘れました。涙

ということで、はがきは、まあ、絵はがきなので、そのまま残しても記念になりますが、
大量のイタリアの切手が残りました。涙
何枚かは記念になりますからいいですが、それ以外は、欲しいかたいたら、
お譲りします。その時の為替レートで。笑


●街並み、外観
日本と違うというべきか、アジアと違うというべきか、
とにかく街が全然日本と違う。(当たり前か・・・)
まあ、正直、テレビで見ている通りです。そのままです。

自動販売機がないし、コンビニがないです。
全世界的に見て、自動販売機やコンビニって、あるのが普通なのか、
ないのが普通なのか、正直よくわかりません。
(観光客だから?)別に何も困らないけど、
あると便利なのか、あると景観が損なわれるのか。

電柱がない。
何で日本の街には電柱があるのだろう。不思議だ〜。

昔の遺跡との調和の街。
街中が、世界遺産なわけで、ハッキリ言って、
古いという表現を通り越して、遺跡に住んでる状態に近いような感じを受けます。
なんだかもう不思議です。
高層ビルとかないし。
(イタリアでも北側、工業地区に行くと、近代化された建物がたくさん現れ始めます。)

屋根、壁、窓枠の色が決められている。
イタリアに行くと「所有権はあっても私有権はない」という言葉を学びます。
住むために所有はできるのですが、勝手に外観を変更できないという制約があります。

そのためか、イタリアの住居は、
外観は変更できないという抑圧からか(家の中は自由にできます)、
家の中は、めちゃめちゃハイセンスです。

それ以外で、公衆電話とか、ゴミ箱とか、警察とか、駅とか、噴水とか、
なんでもかんでもオシャレなんだよなー。
なんでなんだろう。不思議だ〜。


●トイレ
基本的に公衆トイレというものがないというか、
有料トイレです。
50セントユーロを入れると、使える入れるトイレみたいな。
私は基本的に、トイレが有料なのは賛成です。
きれいな方がいいからね。
(きれいと有料は、全然関係ない話し?)
日本も有料でいいと思うよ。

もしくは、BARで、お茶して、トイレを借りるみたいな。


●馬車とセグウェイが共存する国
空港とかでもそうだし、街中でも、セグウェイ乗っている人が普通にいる。
日本もさー、セグウェイくらい自由に乗れるようにしようよ。
(EU諸国でもセグウェイがOKな国は少ないらしい)
イタリアって古い国の古くさい頭の人々の国かと思いきや
セグウェイを容認するという新しいものに対する許容は日本より大きい。
(法律レベルのことね)
(いきなり禁煙法だしね)

---------------
追記(2008/08/06-00:22)

イギリスは緯度が高いからもっと日が長いわけだ。
いいなー。
わしがフィンランド行ったときは、春だったから・・・
う、普通に夜昼・・・つまらないねー。涙。

で、このトヨタの
パーソナル移動支援ロボット『Winglet(ウィングレット)」』は、
2007年3月に事業譲渡を受けたソニーのロボット技術が開発を促進したらしいね。スゴイね〜。


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少し関連:
#1391 久しぶりに走る@日記 - HE PROJECT3 2008-08-03
#6194 朝倉未来@日記 - HE PROJECT3 2021-09-04


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