この前TMYMさんと話しててたしかにーって思った話しを書きます。
結論的には、
忙しい時って何もできないから、忙しくないときにいろいろ仕込めるかって話しかな。
例えば、
今まで10個の仕事をある一定の時間でやってましたと。
そして、
突然、100個の仕事が入ってきましたと。納期は一緒です。
そうした場合に、
その100個の仕事を受け入れることが出来る体制は、
その時にやっても間に合わなくて、
10個の仕事をやっているときに体制を作る必要があるわけで、
だけど、
10個の仕事をやっているときは、別に10個の仕事を普通に出来ているから、
100個の場合を考えていないわけで、結局、
10個の仕事をやっているときもやらないわけ。
だから、結局、
どこでもやれないって話し。
たしかにそうだね。笑
で、これって、別のケースでもあって、
例えば自分が工場長だとして、
忙しい時っていうのは、
つまり仕事がたくさん入ってくる時か、
仕事が全然なくて、人を減らして、一人の人がたくさんやっている時か、
どちらかで、
前者が「景気のいい」とき、後者を「景気が悪い」ときとするならば、
景気が悪いときは、お金もないから、結局、その時には、何も出来ないわけで、
つまり、景気がよかったときに、どれだけ未来に対して仕込んでいたかの勝負になる。
景気がいいときは、
忙しくなっても、お金で拡大を買うことができる。
しかし、
なにかのビジネススクールの教科書には、
会社が倒産する確率が一番高い時というのは、
会社を拡大するタイミングって書かれている。
簡単にいうと、1店舗を2店舗にするとき、工場で新しいマシンを買ったとき、
そういう時だそうだ。
これは、上の例で言えば、景気がよくて、忙しいので、そして生産量を増やすために、
工場で、新しい機械を購入して、解決しようとするのだけど、
結果として、景気がいいのはすぐに終わっちゃって、
新しく買った機械の借金分だけが、増えてるみたいなこと。
さらに、景気が悪くなって、機械を買う前よりも収益が減って、
借金も返せなくなって倒産。
これが、一番典型的な、企業の倒産の姿である。
拡大って、結構簡単にステキに聞こえるけど、拡大の成功は結構難しい。
4/23 のブン
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#3050 秘密告白@日記 - HE PROJECT3 2013-02-03
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