#4505 仮想の無料の敵を考えるのはいいかも＠日記 (2017/01/22)
もしあなたがラーメン屋をやっているとしたならば、
突然、隣に無料のラーメン屋が出来たとした場合に、
あなたのラーメン屋はやっていけるだろうか？
もしあなたが歯医者をやっているとしたならば、
突然、隣に無料の歯医者が出来たとした場合に、
あなたの歯医者はやっていけるだろうか？
とまあ、そういうことである。
もしそれで、客はちょっとは減るかもしれないが、
十分やっていける、問題ないということであれば、
問題ないが、
もし、やばい、絶対に客がほとんど持っていかれる
というのであれば、はやりいくらか検討しておいた方がいいと思う。
その日が来なくても、その店に真の価値がないということであるからだ。
#4504 【書籍】100円のコーラを1000円で売る方法3＠日記 - HE PROJECT3 2017-01-21
の本の中で、突然、無料の会計ソフトが現れる。
今までの有料で売っていた会計ソフト会社がアタフタする話なんだけどね。
でも、これっていつでも起こりうるな〜って思った。
今までの簡単なイノベーションのひとつは、小さくするだった。
とにかく今でかいものを小さくすること。
そうすることで、置けないところに置けるようになったのと、
持ち運びすることができるようになった。
そして、そこには少なからず需要があった。どんなものだとしても。
しかし、今は、もう小さくなりすぎて、そこに新しい需要がなくなった。
小さいことに価値がなくなった。
そして、もっと昔からあるのは、値段を下げる話である。
どんどん安くしていく。そして今や無料化時代である。
一般ユーザーは無料で使える。お金は別なところから回収する。
一般ユーザーの使用による何かが、それらの会社に売られている。
もしくは、一部の有料ユーザーによって成り立っている。
このモデルはソフトウェアとは相性がいい。
無料のWebサービスなんて本当キリがないくらいある。
コンパクトデジカメというものが昔あった。今も少しはあるけれど。
だが、スマホのデジカメ機能がそれに追いついた。
そして実質的に、スマホを買えば、コンパクトデジカメの機能を手に入れることが可能になった。
これによりコンパクトデジカメは、実質的に、無料の相手と戦うことになる。
もちろん、コンパクトデジカメにしろ、何にしろ、絶滅するわけではない。
今でもソロバンは売っているし、新聞やラジオも残っている。なくなるわけではない。
だが、あなたが生き残れるかどうかとは少し違う。
他とは違うあなたのビジネスの価値は何か。
1/13のブン
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#4504 【書籍】100円のコーラを1000円で売る方法3＠日記 - HE PROJECT3 2017-01-21
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