[#1578] ウスバキトンボ＠日記

#1578 ウスバキトンボ＠日記 (2008/12/06)

ウスバキトンボっていうトンボがいるの
海の向こうからやってきて
日本列島を北上して
やがて北海道からね
オホーツク海に飛んでっちゃうの

オホーツク海　飛んでったってね
向こうは寒いから
生きてられない
どうせ魚の餌になっちゃうんでしょ
しかしね
毎年やってるんですよ

今
彼らはね
一億年とか二億年というオーダーで生き続けている
トンボは

で
いつか
オホーツク海が暖かい土地になる可能性が十分あるわけですよ
そうするとねー
あーやって飛んでった
ウスバキトンボの仲間は
そっちに新しい土地を見つけて生きてけるんだよ
こっちがダメになっても

いつかは

人間はね
人間は個を大事にしますからね
種のために
いつでもね
分からないところに宇宙船に乗ってどっか飛んでいくかっていうとね
そういうことはしないんですな
ちゃんと
目的地に行けることが確実でない限りダメなんだよ

by 東昭

爆笑問題のニッポンの教養　動画　「『飛行少年』と呼ばれて　東昭（航空力学）」　TV小僧
http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry...

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追記(2013/11/02-16:25)

そういえば、この番組で、生物が飛べる飛べないの話もしていて、
ひとつは、
昆虫のようにものすごく軽い生物にとっては、
空気は、人間が感じているよりも、ものすごく粘り気があるように感じているらしい。
つまり、昆虫が空気中にいる時に感じている空気の感覚は、
人間の感覚としては、水中にいる時のような感覚らしい。
なので、
空気をかき分けて、空中を飛んでいると。

もうひとつは、鳥などがそうだけど、骨はカルシウムでできているんだけど、
骨自身の重さと、筋力に耐えうる強度という意味で、
14キロ以上の動物は空を飛べないらしい。

もっと重い動物が空を飛べるためには、骨がカーボングラファイト構造でないと難しいって言ってた。

ということを思い出した。

#3329 遺伝子論？生物進化論？の面白い話 - HE PROJECT3 2013-11-01

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