[#3955] 21世紀の課題＠日記

#3955 21世紀の課題＠日記 (2015/07/20)

お金持ちをどうやって引き留めるか。
お金持ちは、お金持ちだから、どこでも自由に住むことができる。
自分の好きなところという意味でもそうだし、
税金が一番お得なところ（経済的に一番お得なところ）という意味でもそうだ。

だから、自分に一番お得な場所へ行ってしまう。

日本から脱出する日本人のお金持ちも多い。

そこで、どうやって、日本に世界のお金持ちを呼ぶべきか、
どうやって日本のお金持ちを流出させないか、
これが今後の日本にとって大きな課題になる。
すでに今の課題かもしれない。

日本は治安がいいから、それはかなりのアドバンテージになると思う。
日本語はきわめてデメリットだけど。

日本と世界の関係もそうだけど、日本の都市どうしも日本内で同じ問題を抱えている。
どうやって、地域に居続けてもらうか、どうやって地域に戻ってきてもらうか。
どうやって、その地域に税金を落としてもらうか。
（でも税金を高くすると、逃げちゃうからな〜）

便利とか、税金とか、それ以外で、その地域に住みたい、住んでいてハッピーなことって何なのか。
なぜ人はその地域に住むのか。

もちろん生まれ育った街ということで、人間関係があるし、帰巣本能というか、
故郷が他の地域よりも意識しちゃうっていう感覚は、みんな誰でも少しはあるだろう。

自分もそうだ。
そして、そうなんだけど、それ以外で、そして便利やお金の優遇（医療の優遇とかも含む）以外で、
その地域がいいな、その地域に住みたいなっていうインセンティブは何だろうか。

ふと思ったのだけど、食べ物かな〜って思う時がある。
うまいもの食べたいな〜っていう感覚。
別に本当に美味しいわけではない。
たけのこの里や、カップラーメンをたまに食べたくなる感覚、
懐かしいというか、昔味わった味をもう一度体験したい感覚。

食べ物の味の記憶は強烈だ。

もし最終的に、その地域に人が戻ってきて欲しいと、その地域が思っているのなら、
その地域は各家の家庭料理の味をMAX化させる活動をするのが一番いいのかもしれない。

美味しい料理を作ることができる女性がたくさんいる地域は、将来有望かもしれない。

7/14のブン

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『マルクス・ガブリエル欲望の時代を哲学する』
の記事はこちら(#5241)

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