#1664 相手に伝える術@日記 (2009/02/18)

この前、飲んでて話していた内容だけど、
学生の頃にやっていた国語の勉強って、
文章に書かれた内容を「読み取る術」の勉強であって、
「相手に伝える術」の勉強ではないよな〜。
って話してた。
でも、社会人になって、思うけど、相手に正確に物事を伝える術って重要だよね〜って話をしてた。
まあ、テストにする場合、
自分の思っていることAが、正しく相手にAとして伝わったかどうか、判定するのは難しいけどね。

たとえば、
自分の思っていることAで、相手がBとして受け取った場合、
自分は実は、Bを伝えようとしてたことにしてしまえば、OKになってしまう。
(答え合わせは、自分しかできない)

ということで、昔の自分の文章を引用:



2007.3.27.Tue
■ 94 個性
 今日、なぜか国語の話になって、まあ、本の話とかもしてたのだが、なぜ国語が嫌いだったかという話になり、・・・まあ、ワシは点数はあまり良くなかったけど、国語は嫌いじゃなかったなー・・・、文章を読んで、それについて自分がどう思うかを書くと得点にはならない。あれは、その文章を100人が読んだときに、51人がどう思うかを当てるゲームである。だから、自分はそうは思わないなんてことを書いたら即死モードなわけで、きっと一般大衆はこう考えるんだろうな〜っていう考えが正しい解なわけである。
 そういう意味では、随分と子ども頃から、国家に、みんなと同じように考えよう、みんなと同じように生きようなんてことを、強制されてきたのかもしれない。個性なんてものは必要ないと。まあ、実際、個性なんてものは必要ないが、ちょっとあると、ステキに見える。最近は、個性なのか、ただのわがままなのか、世間知らずなのか、文化圏の違いか、区別が難しい。


2003.10.13.Mon
■ 232 個性 byおおたひかり
 本来、人間の個性というものは、たとえ、社会や教育の制度が個性を無視するような制度であっても、その中でも、自分でも押さえ切れない状態で、突出してきてしまい、ほっといてもそういった制度の中からでも、必然的に、はみ出してしまう、それこそが人間の個性というものではないでしょうか。個性を重視するといった、上から決められた、用意された、制度の中に、すっぽりと納まってしまうというようなものは、そんなものは、個性でもなんでもない。たんなる迎合でしかない。

2003.9.7.Sun
■ 190 富野由悠季
 このまえ↑のおっさんがテレビに出てていろいろしゃべっていました。ひとつ目、才能や芸に関して。才能とか芸などは、相手に分かってナンボのものであって、自己満足中は、才能とは言わない。自分の個性とか能力とかが、人(他人)に対して、それがどういうものかを、大人たちは、教えてこなかった気がする。才能持つだけでは満足しない、才能と社会との関係が重要であるということを言いたい。はい、次ふたつ目、力と優秀との差。良い武器(力)を持って、勝ったとしても、それは、決して、人間として優れているから勝ったのではなく、武器が強いだけであり、そんな勝ちは、何の価値もないということ。最近でいうところのアメリカでしょうか。大量の武器で、ハイテク機器で、圧倒的な強さで、制圧したとしても、それは、文明の精度が優れているからでもなければ、なんでもないし、武器の精度と文明の精度は全然違うし、だいたい武器で人間を抑えることなんてできないし、それにも関わらず、戦ってケリをつけようとする精神自体がちょっと文明の低さを物語っている。とにかく、力づくは、高度な文明の人間のすることではない。はい、次みっつ目、ニュータイプについて。まー、ニュータイプとは、ある感覚に優れている人間のことで、この現実社会でも、感の鋭い人はいて、その延長上の人々を指すらしい。で、彼が言うには、要するに「先読み」できる人間のことらしい。進化できる人間とも言っていた。で、じゃあ、先読みするには、どうすれば良いかというと、つまり先読みのための基礎能力は何かというと、「あるものをあるままに理解できる」「誤解することなく理解できる」ということらしい。偏見なく物事を理解できる能力があれば、おのずと先読みができるようになるらしい。しかし、人間には、主観、好み、偏見、といったものが少なからずつきまとう。なかなかニュータイプにはなれないね。

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追記(2009/02/18-08:56)

うい。ノープロブレム。

ちなみに、自分は、この続編?(近い内容の文章)を近々書く予定です。

というか、この前の飲み会で話した内容は、
久しぶりに、nikkiに書けるような
考えさせられる内容が多かった。

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追記(2009/02/18-08:58)

う、
富野ネタは、

#919 夢予知@日記 - HE PROJECT3 2008-01-28
でも引用していた。汗

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追記(2014/02/09-23:18)

引用:
“国語のテストで考えるのは作者の気持ちじゃなくて出題者の気持ちだって林先生が言ってた。”
(^_^)


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少し関連:
#5126 UQモバイルへ@日記 - HE PROJECT3 2018-09-15


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