誰かが言っていたけど、
宮本武蔵か佐々木小次郎かどちらが日本人は好きかというと、
宮本武蔵らしい。
まあ、そもそも今の日本人の宮本武蔵イメージは、
吉川英治が1930年代に朝日新聞に連載した小説『宮本武蔵』からで、
それがずーっと続いているらしい。
自分は読んだことはありません。
日本人が好きなのは、結局のところ、
・武士道になぞることができること
・ストーリー(修行とか、苦労だったり、努力して出世していく過程)
・必殺技
らしい。
一方、
佐々木小次郎のような
(これはイメージの話ね)
・天才だけど
・傲慢
・努力しない
というのは、日本人は好きじゃないらしい。
で、時代劇に見る武士のドラマは、
江戸時代の武士というのは、どちらかというと、
宮本武蔵よりで、
・努力して
・修行して
・勝っても謙虚
的なところがあるらしい。
(という作品を作る傾向がある)
一方戦国時代の武士というのは、どちらかというと、
佐々木小次郎よりで、
・何しても勝てばいい
・勝った者が正しい
・傲慢
的なところがあるらしい。
(という作品を作る傾向がある)
日本でも、江戸時代の武士の話が流行ったり、
戦国時代の武士の話の方が流行ったり、
時代によって、流行があるらしい。
3/9のブン
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