[#5560] 【書籍】ストーリーとしての競争戦略＠日記

#5560 【書籍】ストーリーとしての競争戦略＠日記 (2019/12/14)

ストーリーとしての競争戦略優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books) | 楠木建 |本 | 通販 | Amazon
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いやー、素晴らしい本ですね。面白い。
ポーターなどの古典的な競争戦略の解説などもありいいです。
その上で、さらなる面白い競争戦略論が展開されていきます。
もし儲かる会社があったとしたら、普通、同業他社はその会社の良いところを模倣するわけであり、
みんな似たり寄ったりの会社になりそうだが、そうならないケースがあると。
なぜ他社は模倣しないのか、模倣できないのか、模倣しても負けるのか。
その理由について、ストーリーを軸に解き明かす。
ポイントは「先見の明」ではなくて「賢者の盲点」ですかね。

・単なる情報だけだったら、昨今の時代、すぐに伝わるし、すぐに真似される。
それでも勝てる戦略が構築できる。

・「ハロルド・ジェニーン」おじさんの名前が出てくるとは思わなかった。
でも、このおじさんも、コンサルの言うことは聞くな派ですね。なぜかって？
コンサルは同じ結論を、いろんな会社に売り込むから、コンサルの言うことを聞くとみんなで地獄で会うことになる。

・戦略について、それは
「こうなるだろう」ということではない。「こうしよう」ということである。

・「面白い」かどうか。重要ですね。ホント重要です。

・交互効果

・エンディングから考える

・WTP - C = これが利益、持続可能な長期利益は、WTPを上げるか、コスト(C)を下げるか、無競争状態を作るしかない。
WTP:willingness to pay 支払意思額

【13分で解説】ストーリーとしての競争戦略【なぜ変人は勝ち続けるのか？】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Y-znwItNGVI

関連：
#5274 自動車とは何か。競争の場所をシフトさせるということ＠日記 - HE PROJECT3 2019-02-10
#5256 【書籍】競争戦略論＠日記 - HE PROJECT3 2019-02-02
#4487 【書籍】プロフェッショナルマネジャー＠日記 - HE PROJECT3 2016-12-21

12/6のブン

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