#5306 内発性@日記 (2019/03/09)


unique_critique:自発性よりも内発性 - livedoor Blog(ブログ)
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自発性、内発性の説明は上に任せるとして、
宮台真司が何かで言っていたけれど、
ちょっと違うかもしれないけれど、
内発性をどれだけ高校までにあたためられるか。
そして大学以降、その内発性をどれだけ爆発させられるか。
そういう教育をしているのがアメリカだと。

ハッキリ言うと、まず早期教育は意味がない。
英語の発音が、とか、絶対音感が、とか言う人がいるが、
発音は訓練だから、正直、後からでもうまくなれる。
ディーブスペクターの発音のうまさが、それを物語っている。
絶対音感も、ハッキリ言ってあまり意味がない。下を参照。
#1810 絶対音感は矯正?@日記 - HE PROJECT3 2009-05-24

スポーツなどで活躍している人は、たしかに早い時期からそのスポーツをやっている場合が多い。
それはそう思う。だけれども、本人がそれをしたいのか、どうか、きわめて怪しい。
本当は別のスポーツをやりたかったって場合は、悲惨過ぎる。

あと、早期教育はパフォーマンスが悪すぎる。
当たり前だが、未就学児の脳みそにどんなに詰め込んでも、ほとんで垂れ流しである。
効果が上がらない。知ってる、やったことあるという程度だ。
子どもがやりたいとか、なりたいとか、そういう気持ちがある子とは、効果が全然違う。
当たり前だけれどね。

だからこそ、子どもがやりたいとか、なりないとか、そういう気持ちにさせることが重要であり、
それが内発性であり、それを育てるのが子ども教育だと。
(ここは、まだ親のコントロールが可能かな)

だから、子どもにはいろんな環境やいろんな経験やいろんなことをさせる。
ただそれだけ、何も求めない。
子どもから、これが習いたいとか、これがやりたい、と言ってくるまで待つ。
ひたすら待つ。大人の我慢大会だ。
問題は、大人側が待てるかどうか。これは大人が待つしかな。

言ってきたら、それは、貯まってきた内発性が外に出てきた瞬間だから。

親としては、
内発性が外に出てくるまで、いろんな経験をさせ。
ひたすら待つ。
出てきた内発性はサポートする。

それくらいかな。

これって親側の勇気だよね。


ちなみに、これからの子どもたちが就く職業は、大半はまだこの世にない職業になるわけだ。
子どものうちに、これをしておけば良かったなんてものが分かるはずないじゃん。


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