#3681 商品がイケテナイ@日記 (2014/10/26)

なぜ商品がイケテナイのか。
なぜイケテル商品が作れないのか。

この閉塞感は何か。

なんか、分からないけど、最近、若い会社の仲間と「何で商品が売れないんですかね?」っていう話が出て、そこで言った話だけど、

ベンチャーの例で言えば、いや、アマゾンの例が分かりやすいか。
例えば、電子書籍について、市場を独占しようとしているわけですよ。
だから、電子書籍を読む端末をほぼ赤字で売りまくっても、最終的に、
ユーザーがアマゾンの電子書籍を読むようになれば、そのときにここでの投資を回収できるから、問題ないわけですよ。
という戦略のもとに、赤字覚悟のバラマキをやっている。

一方で、何の戦略もない会社が、同じようなことをして電子書籍端末を売ろうとしても、
高い値段で売るか、同じ覚悟を迫られる。
高い値段では、ユーザーはアマゾンを買うだろうし、
同じ値段なら、ユーザーは付くかもしれないが、赤字を迫られる。
このとき、じゃあ、この会社は、結局何のために電子書籍端末を売るんだっけ?ってことを問われる。
差異化は何か?


今、大企業VSベンチャーで起きていることは、ほとんどこれだと思う。


6年後、世界規模で、莫大な利益を出せるはずだから。
今は赤字だし、全然利益が出ないけど、
明確な利益が出るビジョンが、そこにはあるから、
全力で商品開発をする。
もちろん、失敗するベンチャーもたくさんあるけどね。


これは、どんな商品開発だとしても、
少なくとも、6年後は、これくらいの規模で、これくらい儲かるはずだから
というビジョンがないとダメだと思う。


それがないものは、赤字になった時にさ、すぐに止める方向になってしまう。
もしくは、赤字なのに、だらだらと続けるんだよね。
まあ、別な言い方をするとEXIT戦略を明確にしておくってことなのかな。

ちょっと違うかな〜。

んー、
とにかく、ビジネス戦略のビジョンがない商品は多い。

関連
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10/12 のブン


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少し関連:
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