#1302 【言葉】言葉@日記 (2008/06/10)

これまた最近読んだ本のウケウリ。
言語と言った方がいいかな。
言語は、現実をどういう風にとらえるか、
どう分割しどう分類するか、というような道具。

例えば、英語では、生えている木はtreeだけど、
材料にしたときには、woodになる。
しかし、日本語では、この区別はない。
「木」は「木」である。

また反対もある。
世界で日本語だけらしいが、日本語には「水」と「湯」という言葉がある。
同じ水なのに、なぜか言葉を分ける。
熱い水(hot water)でいいじゃんって思うが、なぜか日本語では使い分ける。

というように、言語によって(例えば英語と日本語でも)、現実をどう分割しどう分類するかが異なる。

一方で、思考は、言語を使わずしてはできない作業である。

ということは、
我々は思考する時に言語を使って思考するわけだが、
その使用する言語によって、
現実をどう分割しどう分類するかが異なるので、
使う言語によって、思考が異なってくる?

あれ、うまく説明できたと思ったけど、なんかへん。

つまり、
言語というフィルターを通してでしか
世界を認識することができない。

別な言語フィルターを通せば、また違った世界を認識することができるかもしれない。

わたしは結局のところ日本語フィルターを通してでしか世界を認識することができない。

---------------
追記(2008/06/11-00:31)

その本には、
心が感じたことを言葉にすることによって、
感じたことが特定されると同時に、
その言葉に収まりきらない感情がすべて失われる。
って書いてある。

んー、難しいですね。


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