すべてが本人のせいではないと言いたいわけではないが、
環境が(環境によって)その人の能力を引き上げたり下げたりすることを多く見てきたので、
やっぱり環境は重要だということだ。
ここでいう環境は、子ども教育の環境という意味ではなく、職場のことね。
もしくは、その人にアサインされた仕事のことね。
例えば、Aという職場では全然仕事ができなかったBさんが、
Cという職場に行ったら、すごく仕事ができる人になっているという話や、
その逆で、
Aという職場ではすごく仕事ができてたDさんが、
Cという職場に行ったら、全然仕事ができない人扱いになっているとか。
そういう話は、ホント多く聞く。
だから、その人がどんな環境で働いているかってのは重要だと思う。
・気の合う人々と仕事しているかどうか
・給料や休み、仕事時間などワークライフバランスに満足しているかどうか
・自分の能力を発揮できる仕事にアサインされているかどうか
つまりね、重要なポイントは、仕事を変えることによって、
仕事の環境を変えることによって、
できる子になったり、できない子になったりするわけですよ。
昔、自分が若かった時は、
仕事の能力というのは、人間の性格みたいなもので、
その人本人だけの責任で、
永遠に変わらないもので(もしくは変えることはできるがかなり困難)、
仕事できないヤツは永遠に仕事ができないヤツ。
仕事できるヤツは永遠に仕事ができるヤツ。
的な考え方をしていた。
でも今はそうは思わない。
本人の能力もあるけれど、
その人が働いている職場やアサインメントがかなり重要だと考えている。
よく「適性」があるとかないとか言うけど、この「適性」って言葉がピッタリかもしれない。
「パイロットの適性がある」とかないとか、
そういう使われ方が普通かもしれないけど、
実際には「その職場やアサインメントで十分に力を発揮できる適性があるかどうか」ってことだと思う。
人間だからさ、絶対に合う合わないは起きる。
だからこそ、
職場側は、その職場文化に合いそうな人のみを選ぶようにすべきであり(不幸が生まれないようにするために)、
そして、
働く側は、自分のことをよく理解して、
自分がどんな仕事が得意で、どんな職場やアサインメントを望んでいるかを明確にして、それ以外では働かないくらいの意思でいないと、不幸になる。
まあ、これは理想論で、実際はある程度の妥協点で落ち着くのだろうけれど。
あと良く自分の頭の中に出てくる「天才、スーパーマン論」だと、
結局さ、どんな環境でも能力を120%出せるオレにとっては、そんなの関係ないよ、
そんなことを考えるヤツはやっぱり無能なヤツだ、
って話になるけど、
本当にヤバイ職場はヤバイからね、1回経験してみなよって思ったりもするが、
そういう人は、カンも鋭いからさ、すぐにそんなところから逃げるから、
まあ、たしかにそんな境遇にならないか。
つまりね、もう最初っから、
上に書いた理想論をすぐ実行してるってことだね。
(^_^)
2/4のブン
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